バレー女子は東京「銀」ブラジルに完敗、サーブで崩せず…決勝トーナメント進出厳しく

第３セット、スパイクを放つ古賀紗理那（８月１日）＝池谷美帆撮影

　パリオリンピックのバレーボール女子１次リーグが１日に行われ、Ｂ組の日本はブラジルにストレート負けし、開幕２連敗を喫した。第１セットを２０―２５で落とすと、その後も流れを引き寄せられなかった。第２セットは１７－２５、第３セットは１８－２５でセットカウントは０－３だった。日本は、３日の１次リーグ最終戦でケニアと対戦する。

　日本は前回準優勝のブラジルにストレートで完敗。６月のネーションズリーグ準決勝で勝った際には日本のサーブが効果的だったが、今回は相手が一向に崩れず、真鍋監督は「ブラジルの集中力がすごかった」と脱帽した。決勝トーナメント進出が厳しくなる中、岩崎（埼玉上尾）は１次リーグ最終戦に向け、「（リザーブ含む）１３人で全部出し切れるように頑張りたい」と誓った。