相撲で鳥取・鳥取城北の三橋真 初優勝

相撲個人体重別８０キロ級で優勝した鳥取城北の三橋真那斗（右）

　全国高校総体（インターハイ＝読売新聞社共催）は１日、バドミントンの女子団体決勝で、柳井商工（山口）が青森山田（青森）を破って４連覇を果たした。陸上の男子１１０メートル障害決勝は、古賀ジェレミー（東京・東京２年）が１３秒５９の高校新で優勝。男子走り高跳び決勝は、中谷魁聖（福岡・福岡第一３年）が２メートル２４の高校新で制した。体操の男子団体総合は市船橋（千葉）が３連覇を達成した。ソフトテニス男子団体は高田商（奈良）が頂点に立った。

　相撲の個人体重別８０キロ級で、三橋真那斗（鳥取・鳥取城北２年）が初優勝した。決勝の相手は大倉義経（埼玉・埼玉栄３年）。立ち合いで突進すると、上背が４センチ上回る大倉を胸で受け止め、右手でまわしを取って下手出し投げで制した。取組後、「必死でどうやって決めたか覚えていない」と振り返った。３月の大相撲春場所で１１０年ぶりに新入幕優勝した尊富士と同じ青森県出身。小学１年生の頃、稽古をつけてもらったことがあるという。「先生方や色々な人の支えに恩返しできた。次は世界選手権の軽量級で優勝したい」と意気込みを語った。