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2人入賞の競歩、期待下回る…「厚底シューズへ挑戦を」「食わず嫌いはよくない」[荒井広宙の目]

読売新聞 / 2024年8月2日 0時10分

男子20キロ競歩で7位入賞した池田向希(手前右)と8位の古賀友太(同左)(1日)=武藤要撮影

 パリ五輪は1日、陸上男女20キロ競歩が行われ、男子で東京五輪銀メダルの池田向希(旭化成)は1時間19分41秒で7位だった。古賀友太(大塚製薬)は8位、浜西諒(サンベルクス)は18位。女子の藤井菜々子(エディオン)は32位だった。

元男子競歩日本代表・荒井広宙の目

 男子は日本勢の誰かがメダルを獲得すると期待していた。入賞者2人が出たが、期待値よりは低いというのが正直な感想だ。海外勢が強くなり、その流れに日本が乗り切れていない。記録は速くなっても、強さの面で後れを取っている。速さと共に、強さを求めた練習や取り組みが必要だ。

 海外勢が競歩でも使用して好記録を出し始めている、いわゆる厚底シューズは同じ土俵で戦うためにもチャレンジしてもいい。食わず嫌いは良くない。ただ、選手に聞くと、合う選手と合わない選手がいるようだ。

 池田はメダリストであるがゆえの重圧もあっただろう。東京五輪銅で世界選手権2度優勝の山西利和が代表選考会で敗れ、背負うものは大きかったと思う。一方、古賀は東京五輪は補欠で出られず、その悔しさもあって頑張った。伸びしろがある選手なので、今後に期待したい。(リオデジャネイロ五輪50キロ競歩銅メダリスト)

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