柔道の高山莉加、３位決定戦で敗れる…「悔しい」「結果がすべての世界」

柔道女子７８キロ級３位決定戦でポルトガルの選手（手前）に敗れた高山莉加（１日）＝関口寛人撮影

　パリオリンピックは１日午後（日本時間２未明）、初出場の柔道女子７８ロ級の高山莉加（２９）（三井住友海上）が敗者復活戦を勝ち上がり、３位決定戦に臨んだが、メダルには届かず「悔しい。結果がすべての世界なので、結果がついてこないと、何とも言えない」と目頭を拭った。

　世界ランク９位の高山は、世界選手権の出場経験もないが、今年のアジア選手権で優勝するなど、国際大会で地道に実績を積み重ね、オリンピック代表の座をつかんだ。２回戦では得意の寝技で一本勝ちするなど見せ場もあった。「諦めそうになったところから、いろんな方に支えられて、ここに立てて、戦えたということが一番」と振り返った。