「ワタガシ」また３位決定戦へ、東野有紗「前回と一緒…」渡辺勇大「明日全力で」

バドミントン混合ダブルス準決勝、中国のペアに敗れた渡辺勇大、東野有紗組（１日、パリで）＝守谷遼平撮影

　パリオリンピックは１日、バドミントンの混合ダブルス準決勝が行われ、渡辺勇大、東野有紗組（ＢＩＰＲＯＧＹ）は世界ランキング１位の中国ペアに０－２で敗れた。「ワタガシ」ペアは３位決定戦に回る。

　メダルの色を変えようとパリに臨んだ東京五輪「銅」のワタガシペアが、東京五輪「銀」の中国ペアに退けられた。開始早々、中国の鄭思維、黄雅瓊組に５連続ポイントを奪われ、リードを許した。

　決勝まであと一歩のところで敗れ、東野は「前回と一緒でまた３位決定戦なんですけど」と悔しさをにじませ、「もう一回試合できることに喜びを感じながらプレーしたい」と前を向いた。渡辺も「皆さんの期待に応えられるよう、明日全力で立ち向かっていきたい」と話した。

　３位決定戦は日本時間２日午後１０時から行われる。