「『最高です！』って言ってね」岡慎之助の名前の由来にＳＮＳ注目…「東京ドームで始球式決定」との声も

体操男子個人総合で金メダルを獲得し、日の丸を掲げて笑顔を見せる岡慎之助（７月３１日、パリで）＝武藤要撮影

　パリオリンピックの体操男子個人総合で金メダルを獲得した岡慎之助（２０）。ＳＮＳでは、大けがを乗り越えての栄冠をたたえる声とともに、「慎之助」という名前の由来に注目が集まっている。

　岡は小学２年の時、地元・岡山の体操スクールで本格的に競技をスタート。中学卒業後には、社会人クラブの強豪・徳洲会に入った。２０２２年の世界選手権代表選考会で好位置につけたが、演技中に右膝前十字 靱帯 (じんたい)を完全断裂。リハビリ期間中につり輪を始め、つり下げられたロープを腕の力だけで上がるといった基礎トレーニングを繰り返した。

　慎之助という名前は、父・泰正さん（４５）が読売巨人軍の阿部慎之助監督（４５）のファンだったことにちなんでつけた。Ｘ（旧ツイッター）ではこれを知った人が、「漢字も同じだからもしや？と思ってたけど」と驚きの声。「やっぱり名前の由来は巨人の阿部慎之助！　種目別では『最高です！』って言ってね」と、阿部監督おなじみのセリフを引用して盛り上がる人もいた。

　阿部監督→巨人戦→東京ドームの始球式と結び付けて考えた人は少なくない様子だ。「これは東京ドームで始球式決定やね」「巨人、今シーズンどこかで阿部一二三と岡慎之助を始球式に呼びそう」などと予想する、かなり気の早い人もいた。（デジタル編集部）