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フェンシング女子初メダルに「競技人口6000人なのに男女でメダルはすごいな」と驚きの声

読売新聞 / 2024年8月2日 11時54分

フェンシング女子フルーレ団体で銅メダルを獲得した(左から)宮脇花綸、上野優佳、菊池小巻、東晟良(1日)=三浦邦彦撮影

 パリオリンピックのフェンシング女子フルーレ団体で、日本(東 晟良 (せら)=共同カイテック、上野優佳=エア・ウォーター、宮脇花綸=三菱電機、菊池小巻=セガサミー)が、フェンシングの個人・団体を通じて日本女子にとって初の五輪メダルとなる銅を獲得した。メジャー競技以外での快挙の報に、SNSでは驚きや祝福の声が相次いだ。

 フェンシングは3種目に大別される。このうちフルーレは、左右の腕と頭部を除いた上半身部分への突きが有効。これに対し、エペは足の裏も含む全身への突き。サーブルは両腕、頭部を含む上半身に対し、剣身による切りと剣先による突きの両方が有効だ。

 昨年の世界選手権で同じ4人が銅メダルを獲得していたとはいえ、五輪では初の快挙にX(旧ツイッター)では、「大金星で、まさに『日本四剣士』。今までの血のにじむような努力が報われた」「金メダルに優る銅メダル」などの賛辞が相次いだ。

 日本ではフェンシングの競技人口は非常に少なく、日本フェンシング協会の登録者数は、2022年度で6400人(サッカー309万人、野球268万人)ほど。「日本の競技人口6000人で男子個人が金メダル、女子団体が銅メダルってすごいな」「メジャーな競技に比べて選手強化費とか少ないんだろうな。このメダル獲得で少しでも良くなるといいな」と、今後の盛り上がりに期待する声も出ている。「いまだにフェンシングのエペとかフルーレとかがそれぞれどれなのかよくわかってないけど……銅メダルおめでとう!」「ルール全くわからないけど、メダル獲得の瞬間もらい泣き」といった率直な感想もみられた。

 4人の選手のうち、宮脇は2022年10月、日本テレビ系で放送された「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」に出演、番組史上19組目の全問正解を達成し、賞金300万円を獲得している。このエピソードに触れ、「小5クイズで300万円獲った方?」といった声もあった。(デジタル編集部)

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