柔道男子・斉藤立、準々決勝でキューバのグランダ破る…延長戦の末に内またで技あり

柔道男子１００キロ超級で準々決勝に進んだアンディ・グランダ＝ロイター

　パリオリンピックは２日、柔道男子１００キロ超級が行われ、初出場の斉藤 立 (たつる)（２２）（ＪＥＳグループ）は準々決勝で、アンディ・グランダ（３２）（キューバ）を延長戦の末破り、準決勝進出が決まった。

　試合は開始４７秒、両者に指導。やや消極的な試合で、そのままゴールデンスコア方式の延長戦に突入した。５分０９秒、グランダに指導。両者ともやや疲れの見える展開となったが、８分０４秒、斉藤が得意の内またで技ありを奪い、勝利を手にした。

　グランダは、世界ランク５位。今大会は２回戦から登場し、モナコの選手に足車で一本勝ちして準々決勝に進んだ。前回東京大会は１７位、２０２２年の世界選手権では優勝している。サッカー好きで、バルセロナ（スペイン）サポーターという。

　斉藤立は初戦、東京大会金メダリストのルカシュ・クルパレク（チェコ）に、一本勝ちし、準々決勝に進出していた。