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初出場で金を目指す柔道の斉藤立、見守る父・仁さんの遺影にファンの目頭熱く

読売新聞 / 2024年8月2日 20時39分

 パリオリンピックは2日、柔道男子100キロ超級が行われ、初出場で親子2代のメダリストを目指す斉藤立(22)(JESグループ)の戦いぶりに注目が集まっている。斉藤は1984年のロサンゼルス、88年のソウル五輪で2連覇を果たし、2015年に死去した斉藤仁さんの次男。観客席に映し出された遺影に、ファンの目頭も熱くなっている。

 斉藤立は2回戦からの登場で、東京大会金メダリストでチェコのルカシュ・クルパレクに一本勝ち。準々決勝では、キューバのアンディ・グランダに技ありの優勢勝ちで、準決勝に進んだ。

 斉藤の柔道人生の師でもある父は、日本代表の監督も務めたが、2015年1月に胆管がんで死去。54歳だった。斉藤は中学1年だった。

 テレビ中継では、斉藤を応援する日本の応援団が映し出され、仁さんの遺影を持つ母、三恵子さんの姿も。この映像に、目頭を熱くする柔道ファンも多く、斉藤仁さんの姿を重ね合わせる声がSNSに相次いで寄せられた。

 X(旧ツイッター)では、「レジェンド斉藤仁さんの遺影持った母上の姿が泣ける」「ゴールデンスコアにはいるタイミングで、斉藤先生の遺影があがる。こんなんもう泣いちゃうでしょ」「遺影の顔が斉藤立選手そっくり。がんばれ!」という投稿が相次いだ。

 斉藤は準決勝で、韓国の金民宗と対戦する。金メダルを獲得すれば、日本柔道史上初となる親子2代での金メダルとなる。

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