素根輝が敗者復活戦を棄権、膝のけがで万全でなく

準決勝でラズ・ヘルシュコに負けたミリツァ・ザビッチ（左）＝ロイター

　パリオリンピックは２日、柔道女子７８キロ超級が行われ、東京大会の金メダリスト素根 輝 (あきら)（２４）（パーク２４）は、準々決勝で世界ランク３位のカイラ・エジェミル（３６）（トルコ）に延長戦の末敗れ、連覇はならなかった。敗者復活戦も棄権することになった。

　素根は１回戦、リシェルアニタ・ソピムベラ（カメルーン）に合わせ技で一本勝ちした。２回戦は徐仕妍（中国）に優勢勝ちして準々決勝に進んでいた。素根は、膝のけがの影響で調子が上がらず、万全の状態で立つことができなかった。