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セラピストと連絡取るバイルス、パリ五輪2冠で女王返り咲き…「自分を誇りに思う」

読売新聞 / 2024年8月2日 21時29分

笑顔でゆかの演技を終えた米国のシモーン・バイルス(1日)=武藤要撮影

 登場するたびに大歓声が巻き起こり、演技が終わるたびに拍手が鳴り響く。観客だけでなく、フロアの選手やコーチも視線を送った。バイルスが、圧巻の演技で2大会ぶりとなる女王への返り咲きを果たした。

 予選は首位通過。上位24人(1か国・地域2人まで)による決勝で、最終種目のゆかに臨んだ。「後方抱え込み2回宙返り3回ひねり」で勢いに乗り、次々に大技を決めて、この種目でただ一人15点台。金メダル獲得が決まると、同僚のスニーサ・リーと共に星条旗を持ち、再び演技台に跳び乗って駆け出した。

 2016年リオデジャネイロ五輪で4冠と活躍したが、前回の東京五輪は心の健康状態に苦しみ、複数種目を棄権した。いったん休養し、「二度と体操のフロアに足を踏み入れることはないと思っていた」と明かす。周囲に支えられながら復活への道のりを歩み、今大会の間もセラピストと連絡を取りながら過ごしてきたという。

 全4種目のうち、ミスの出た段違い平行棒を除く3種目で最高点を出し、「諦めなかった自分を誇りに思う」とバイルス。舞台の締めくくりとして、残る種目別決勝に挑む。(大舘司)

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