テニス男子団体、創部２年目の大阪国際がインハイ初勝利…主将の木崎「学校の歴史作れた」

テニス男子団体のシングルスでプレーする大阪国際の木崎主将

　全国高校総体（インターハイ＝読売新聞社共催）は２日、新たにテニスが始まった。

　テニス男子団体の大阪国際は創部２年目で府大会を勝ち抜け、初の総体出場。１回戦のシングルス２番手で出場した木崎琉司主将（２年）は磨きをかけたサーブとボレーで１勝を挙げ、チームの初勝利に貢献した。「緊張したが、学校の歴史を作れた」と胸を張った。

　府出身で、充実した設備と、１年から試合に出る機会を求めて入学。昨年は府予選で敗退。緊迫した場面で出るミスを克服するため、ラリーを５０球続ける練習を毎日こなした。得意のスライスサーブも精度を上げ、リターンで崩れた相手をボレーで仕留めるパターンを新たに磨き、この日も要所でポイントにつなげた。