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八村塁抜きのバスケ男子、ブラジルに肉迫で渡辺雄太「世界に見せられた」…ホーバス監督「いい道につながった」

読売新聞 / 2024年8月2日 23時27分

ブラジル戦でシュートを放つ日本代表の比江島慎(左)=AP

 パリオリンピックのバスケットボールは2日、男子の1次リーグが行われ、B組の日本はブラジルに84―102で敗れて3連敗となり、B組最下位で1次リーグ敗退が決まった。相手にペースを握られて前半を44―55で折り返し、第3クオーターにホーキンソン(渋谷)の3点シュートなどで反撃したものの、最終クオーターに突き放された。

 前回東京大会と同じ3連敗に終わった日本。期待された躍進は果たせなかったが、八村塁(レーカーズ)が負傷離脱するという逆境の中、3年間で磨き上げたチームのスタイルは大舞台で示した。

 前半はブラジルに3点シュートを次々に決められ、11点のビハインド。それでも後半、激しい守備から流れを引き戻すと、河村(横浜BC)が鋭いドライブから得点やアシストを決め、点差を縮めた。

 ホーキンソンも立て続けに3点シュートを決め、一時は1点差まで肉薄した。終盤に力尽きたが、大黒柱の渡辺雄(千葉J)は「日本のバスケットはこうだと、世界に見せることができた」と胸を張った。

 東京大会で女子日本代表を銀メダルに導いたトム・ホーバス氏を男子の監督に迎え、日本選手の特長であるスピードと運動量を生かしながら、3点シュートなどで得点を重ねる戦術が浸透。48年ぶりに自力で五輪切符をつかみとった。

 本番も強豪フランスと延長までもつれる死闘を演じた。「目標には届かなかったけれど、近いと思う。日本のバスケはいい道につながった」とホーバス監督。4年後こそ、世界を驚かせたい。(西口大地)

八村離脱 

 日本バスケットボール協会は2日、パリ五輪に参加している日本代表の八村塁(レーカーズ)が、左ふくらはぎの負傷により、チームから離脱すると発表した。7月30日のフランス戦後に違和感を訴え、現地でMRI検査を受けた結果、左 腓腹 ひふく筋の負傷と診断された。

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