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サッカー男子、まもなく準々決勝のスペイン戦…東京大会の雪辱なるか

読売新聞 / 2024年8月2日 23時20分

イスラエル戦の後半終了間際、決勝ゴールを決めて喜ぶ細谷真大(右から2人目)(7月30日、ナントで)=松本拓也撮影

 パリオリンピックのサッカー男子は2日に準々決勝が行われ、3連勝でD組1位通過の日本は日本時間3日午前0時から前回東京大会の準決勝で日本を破り銀メダルを獲得しているC組2位のスペインと対戦する。

 原則23歳以下のオリンピックチームでは単純に比較は出来ないが、世界ランキングは日本18位に対しスペインは3位。先月14日に決勝が行われた欧州選手権制覇で8位から上昇した。

 スペインは今大会、日本がU―23(23歳以下)アジア杯で決勝を戦ったウズベキスタンとの初戦を2―1で勝利し、続くドミニカ共和国を3―1で下し連勝、決勝トーナメント進出を早々に決めた。エジプト戦は1―2で敗れたとはいえ、第2戦から先発を10人入れ替え、準々決勝に向け体調面を優先したかっこうだ。年齢無制限のオーバーエージ(OA)3枠はすべて使用し2000年生まれの若い選手で固めている。

 対する日本はU―23アジア杯には参加していなかった斉藤光毅(ロンメル)と三戸舜介(スパルタ)の活躍などでパラグアイに5―0で大勝し白星発進。続くマリ戦も山本理仁(シントトロイデン)の2試合連続得点で1―0で勝利し、スペイン同様2戦目で1次リーグ突破を決めた。第3戦ではエース細谷真大(柏)に待望のゴールが生まれ1―0でイスラエルを振り切り3連勝。GK小久保玲央ブライアン(シントトロイデン)やDF陣の奮闘でここまで無失点なのも光る。

 日本はOA選手が不在だった1996年アトランタ大会、2008年北京大会でともに1次リーグ敗退。今回、4大会ぶりにOA枠を活用できず苦戦も予想されたが、大岩剛監督のもとチームは一戦一戦成長し、結束力も高まっているように見える。先輩たちが涙した東京大会の雪辱を果たせれば、1968年メキシコ大会の「銅」以来、56年ぶりのメダル獲得に向け、更なる自信につながるはずだ。

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