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わたがしペア、悔しさと涙と感謝のメダル…「ユウタ君と出会って良かった」「ほんと助けてもらってばっか」

読売新聞 / 2024年8月2日 23時25分

混合ダブルスで銅メダルを獲得し、喜び合う渡辺勇大(左)、東野有紗組(2日)=守谷遼平撮影

 2日に行われたパリオリンピックのバドミントン混合ダブルスの3位決定戦で、第4シードの渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)が第3シードの韓国ペアにストレート勝ちし、2大会連続で銅メダルを獲得した。バドミントンの日本勢が2個以上のメダルを獲得するのは初めて。

 第1ゲームを21-13で奪った渡辺、東野組。第2ゲームは中盤以降、シーソーゲームとなった。21-20で迎えた2度目のマッチポイントで、相手のショットがネットにかかると、東野は仰向けになり、渡辺はしゃがみ込んで、喜びを表した。さらに2人は抱き合って、お互いの労をねぎらった。

 東京大会で銅メダルを獲得し、今大会は金メダルを目指すと、公言していた「わたがし」ペア。涙ながらに応じた試合直後のインタビューは、悔しさの中に、お互いを思いやる言葉があふれた。

 東野は第一声で「2人で金メダル取る気持ちでやってきたので、悔しい」としつつ「メダルを取れてうれしいです」とも。さらに「2人ともカラ元気ではあったが、その中でも、楽しく話しながら切り替えて臨むことができました」とした。

 渡辺は「もう一回できるって2人で話し合って、楽しもうっていう話を(した)。2回目の3位決定戦でしたけど、楽しく最後までやることができました」と笑顔も交えながらなした。

 お互いにどんな言葉をかけるか尋ねられると、28歳の東野は「ほんとにユウタ君と出会って良かったなって思っています」、27歳の渡辺は「ほんと助けてもらってばっか。こうやって最後勝って、オリンピックという舞台でもう一回表彰台に上がることができて、とてもうれしい」とした。

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