収穫時期迎えたトウモロコシ１万４０００本盗まれる…「１人でこれだけ大量に盗むのは困難」、複数犯の可能性

滋賀県警察本部

　滋賀県警守山署は１日、収穫時期を迎えたトウモロコシ約１万４０００本（約４２０万円相当）が守山市内の畑から盗まれたと発表した。同署によると、一番大きく成長する上部の生育の良い実ばかりが盗まれており、「１人でこれだけ大量に盗むのは困難」として、複数犯による窃盗事件として調べている。

　発表では、７月１２日午前９時頃～８月１日午後３時頃、市内の農業男性（４９）が管理する三つの畑（計約８０００平方メートル）で栽培中のトウモロコシがもぎ取られて盗まれたという。男性はそれぞれの畑で７月２０日に約５０００本、７月２７日に約９００本盗まれていることに気づいた。８月１日に別の畑で約８０００本が盗まれたことから、同日午後４時４０分頃に同署に通報した。

　同署によると畑に防犯カメラはなく、近隣で同様の被害は確認されていないという。