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柔道男子・斉藤立「本当に情けない気持ちでいっぱい」、3位決定戦で敗れる

読売新聞 / 2024年8月3日 1時5分

 パリオリンピックは2日午後(日本時間3日未明)、柔道男子100キロ超級の3位決定戦が行われ、初出場の斉藤 (たつる)(22)(JESグループ)は、で世界ランク9位のアリシェル・ユスポフ(25)(ウズベキスタン)に敗れ、メダルを逃した。

 試合は、斉藤が一つ指導を受けたあと、ユスポフが外巻き込みで技ありを奪い、その流れで腕ひしぎ十字固めで1分17秒、一本勝ちとなった。

 試合後のインタビューで斉藤は「情けないです」と一言。「本当にここで諦めたら申し訳ないなという気持ちだったんですけど、力不足でした」と淡々と答えた。

 父は1984年のロサンゼルス大会と88年ソウル大会の柔道男子95キロ超級金メダリストで、2015年に亡くなった斉藤仁さん。観客席には斉藤仁さんの遺影を掲げた家族の姿があり、「本当に、本当に応援してくれた方々に、情けない気持ちと申し訳ない気持ちしかなくて。日本にこれで帰れるのかと思っていて。本当に情けない気持ちでいっぱいです」と語った。

 ユスポフは今大会、2回戦から登場。初戦はスロバキアの選手に一本勝ち、準々決勝ではテムル・ラヒモフ(タジキスタン)に一本負け。敗者復活戦は、相手の失格で不戦勝となり、3位決定戦に勝ち上がった。世界選手権では2023、24年と連続して3位となっている。

 斉藤は世界ランキング6位。初戦の2回戦で東京大会金メダリストのルカシュ・クルパレク(チェコ)に、一本勝ちを納めた。準々決勝でアンディ・グランダ(キューバ)を延長戦の末に破って準決勝に進んだ。準決勝では世界ランク1位の金民宗(23)(韓国)に背負投げで一本負け、3位決定戦に回った。

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