世界選手権で「銀」「銅」獲得したトランポリン西岡隆成、予選敗退…２度ともミス

予選で敗退した西岡隆成（２日、パリで）＝武藤要撮影

　パリオリンピックは２日、トランポリン男子の予選が行われ、２０歳の西岡隆成（近大）が決勝進出を逃した。

　予選には１６人が出場し、２回の演技でベストスコアを競い、上位８人が決勝に進んだ。

　１回目の演技でミスした西岡は、逆転を目指して２回目の跳躍に臨んだが、バランスを崩して枠からはみ出した。得点を伸ばせず、最下位で予選敗退となった。

　西岡は２０２１年の世界選手権で銀メダルを獲得し、鮮烈な世界デビューを果たした。一時は、痛めた左膝を手術し、歩くこともできなくなったというが、リハビリを重ねて昨年の世界選手権で個人３位に輝き、日本の五輪出場枠獲得に貢献した。