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銀メダルのフェンシング男子エペ団体、唯一の初出場で「補欠」の古俣聖が大活躍

読売新聞 / 2024年8月3日 6時37分

男子エペ団体決勝でハンガリーの選手(左)を攻める古俣聖(2日)=関口寛人撮影

 パリオリンピックは2日、フェンシング男子エペ団体の決勝が行われ、日本はハンガリーに延長戦の末、25―26で敗れ、銀メダルとなった。一時は5点差をつけられる苦しい展開のなか、「リザーブ」の古俣聖(本間組)が奮闘し、大接戦に持ち込んだ。

 日本の男子エペは、古俣以外を「金メダリスト」でそろえている。今大会の個人「金」の加納虹輝(JAL)に加え、見延和靖(ネクサス)、山田優(山一商事)は東京五輪団体「金」のメンバーだ。古俣は今大会、団体戦のみに出場できる補欠「リザーブ」として登録された。

 決勝のハンガリー戦には、加納、山田、古俣の3人で臨んだ。古俣は3点をリードされた第3試合に登場すると、果敢な攻めで4点を挙げ、1点差に詰め寄った。その後、再びリードされた7試合目も積極的に攻めた。加納、山田がそれぞれ1-3で敗れたハンガリーのコホに対し、3連続ポイントを奪うなどして5-3とポイントで上回り、スコアを16―17の僅差に戻した。

 大会前、指導者でもある父親に「メダルを取って帰ってくるのが一番の親孝行」と語っていた古俣。メダルだけでなく、大舞台での輝かしい活躍が何よりの孝行になった。

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