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地元の英雄テディ・リネール、大声援受け3個目「金」…35歳の柔道家が4年後にも意欲

読売新聞 / 2024年8月3日 7時34分

柔道男子100キロ超級で金メダルを獲得し、雄たけびを上げるテディ・リネール(2日、パリで)=菊政哲也撮影

 パリオリンピックの柔道男子100キロ超級が2日行われ、5大会連続の出場となったフランスのテディ・リネール(35)が、柔道個人では2大会ぶり3個目の金メダルを獲得した。

 自国開催の後押しは絶大だった。スタンドの観客は7~8割がフランス人。「アレ、テディ(行け、テディ)」。大音量のBGMをかき消すほどの大声援が響き渡る。韓国・金民宗との決勝は3分44秒、鮮やかな払い腰で一本勝ち。「このスタジアムで、この戦略を選択し、いい相手と戦えてよかった。素晴らしい決勝だった」と会心の勝利を振り返った。

 個人での金メダルは、2012年ロンドン大会、2016年リオデジャネイロ大会に続き3個目。2008年北京大会と2021年東京大会の銅を含め、個人では5大会連続のメダルとなった。「フランスのスポーツに新たな歴史を作ったのではないか」と問われると、「もちろんだ。リオ以降、それぞれ取ってきたメダルには満足している」と語った。

 試合後には、4年後のロサンゼルス五輪に向けた考えも問われ、「体を休ませ、体調を良くし、ゆっくりしてから、2028年に向けてやっていきたい」。勝利の余韻に浸りつつ、さらなる意欲を見せた。(デジタル編集部 深井千弘)

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