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AIN勢で今大会第1号メダル…トランポリン女子、ベラルーシ国籍のビオレタ・ボルディロフスカヤ銀

読売新聞 / 2024年8月3日 15時0分

 パリ五輪のトランポリンは、2日は男女の予選と決勝が行われ、女子決勝で、2大会連続出場の森ひかる(TOKIOインカラミ・金沢学院大ク)は54・740点で6位だった。前回東京大会銅メダルのブライオニー・ページ(英)が56・480点で優勝。ベラルーシ出身のビオレタ・ボルディロフスカヤ(AIN)が銀メダルを獲得し、個人資格の中立選手であるAIN勢で今大会第1号のメダリストとなった。

 男子の西岡隆成(近大)は予選で16人中16位となり、決勝に進めなかった。ベラルーシ出身のイワン・リトビノビッチ(AIN)が連覇し、AIN勢で今大会初の金メダルを獲得した。

 女子決勝で、ビオレタ・ボルディロフスカヤが56・060点で銀メダル。ベラルーシ国籍の19歳が、AIN勢で今大会最初のメダリストとなった。

 AP通信によると、2022年2月にロシアがウクライナ侵略を始めて以降、国際体操連盟の制裁で国際大会に2年間出場できなかった。競技後の記者会見では「コーチたちの支えで全力を尽くすことができた。価値ある結果を出せた」と笑顔を見せた。

 表彰式で銀メダルを掲げると、観客から大きな歓声が送られた。AINは、国際オリンピック委員会(IOC)がロシアと同盟国ベラルーシの選手の一部に個人資格での参加を認めたもので、ベラルーシからは17人が参加している。(松久高広)

西岡 予選敗退

 昨年の世界選手権で銅メダルを獲得した西岡は実力を出しきれず、上位8人による決勝に進めなかった。2本のうち、得点が高い方が採用される予選で2本とも演技中断のミス。緊張などはなかったといい、「何を直せばいいのか分かっていない状態」と戸惑った様子だった。トランポリンで男女通じて初となる五輪メダルへの壁は高いが、「諦めることは絶対にないと思う」と再挑戦を誓った。

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