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サッカー日本代表、早い時間帯の今大会初失点で歯車狂う…山本理仁「相手が全て上回っていた」

読売新聞 / 2024年8月3日 13時15分

 パリ五輪サッカー男子の準々決勝が2日に行われ、前回大会4位でD組1位の日本はC組2位のスペインに0―3で敗れ、ベスト8に終わった。11分に先制された日本は反撃したがゴールを奪えず、73分、86分に追加点を許し、力尽きた。5日の準決勝は、モロッコ―スペイン、フランス―エジプトの組み合わせとなった。

 華麗なパスワークが武器のスペインに対し、ボールを保持するスタイルを掲げる日本も対等に渡り合っているように見えた。しかし、わずかな「ズレ」が重なり、スコアに表れた。

 先制された11分の場面。自陣でボールを奪取したが、前線へのパスが収まらない。相手に奪い返され、中央から強烈なミドルシュートを浴びた。早い時間帯に喫した今大会初失点が、試合を難しくした。

 マンツーマン気味の守備に切り替えても、巧みにポジションを変える相手を捕まえられない。「(球を)取りきれる部分で取りきれなかった」と斉藤。保持率はほぼ互角でも、ゴール前に迫る回数で上回られ、73分、CKからペナルティーエリア外でフリーになっていた選手に豪快にたたき込まれた。意表をついた攻撃にやや反応が遅れ、寄せきれなかった。緊張の糸が切れたように86分にもCKから失点し、大勢は決した。

 0―2で完敗し、大岩監督がこの世代の「ターニングポイント」と語った2022年のスペインとの対戦から2年近く。再び厳しい現実を突きつけられ、山本は「相手が全て上回っていたし、僕らのやりたいことの一段、二段、レベルの違いを見せられた」と認めた。世界との差をいかに縮めるか。それぞれの挑戦がまた、ここから始まる。(林田晴樹)

日本・大岩監督「試合を優位に進められるようなチャンスはあった。そこで決めきれないということは、我々の実力がまだまだ足りない」

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