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米民主党候補に確定、ハリス氏「光栄だ」…19日からの党大会で国家観や政策を説明

読売新聞 / 2024年8月3日 17時35分

 【ワシントン=向井ゆう子】11月5日の米大統領選に向け、民主党全国委員会は2日、カマラ・ハリス副大統領(59)が党指名に必要な過半数の代議員を確保したと発表した。ハリス氏が民主党候補に指名されることが確定した。

 ハリス氏は女性、黒人、アジア系として初の副大統領に就任した。大統領選では、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)と対決し、米国初の女性大統領の座を目指す。

 バイデン大統領が7月21日に大統領選から撤退したことを受け、民主党は8月1日から新たな指名を行うためのオンライン投票を実施している。ハリス氏は支持者らに「光栄だ。投票終了後に正式に指名を受ける」と述べた。投票は5日夕に終了する。

 民主党は19~22日、イリノイ州シカゴで党大会を開く。ハリス氏はこの場で指名受諾演説を行い、自身の国家観や政策について説明する予定だ。ハリス氏は「シカゴに集まり、歴史的瞬間を祝おう」と党に団結を呼びかけた。

 副大統領候補選びにも注目が集まる。米メディアは、ハリス氏が週末にペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事(51)ら複数の候補者を面接する予定だと報じた。共和党の副大統領候補はJ・D・バンス上院議員(40)だ。

 米政治情報サイトの「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた最新の全国世論調査平均によるとトランプ氏の支持率は47・7%、ハリス氏は46・5%で差は1・2ポイントだった。バイデン氏が撤退を表明した際にはトランプ氏が3・1ポイントリードしていたが、差は縮まっている。

 ハリス氏は、ジャマイカ出身の父、インド出身の母のもと、カリフォルニア州で生まれた移民2世だ。検事やカリフォルニア州司法長官、上院議員を経て、副大統領に就任した。米主要政党の大統領候補指名を受けるのは黒人女性、アジア系米国人としてハリス氏が初めて。女性としては、ヒラリー・クリントン元国務長官に続いて2人目となる。

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