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なでしこ、20歳浜野まいか・19歳谷川萌々子ら若手はつらつ…アメリカ戦での起用にも注目

読売新聞 / 2024年8月3日 21時18分

 パリオリンピックのサッカー女子で1次リーグC組を2位通過した日本(なでしこジャパン)。若い力が攻守に存在感を放っており、3日の準々決勝・アメリカ戦でもその起用や活躍が注目される。(デジタル編集部)

 初戦のスペイン戦で輝きを放ったのは、昨年、なでしこジャパンのワールドカップ(W杯)得点では初となる10歳代でのゴールを決めている藤野あおば(20)。直接FKをねじこんで日本にこの試合唯一の得点をもたらしている。その後の2戦は欠場となっているが、2日にはイングランドのマンチェスター・シティー入りも発表されている。

 第2戦のブラジル戦は、途中出場の谷川 萌々 (もも)子(19)(ローセンゴール)。80分に投入されると、果敢な攻めで相手のハンドを誘い同点につながるPKを呼んだ。その直後には自らロングシュートを決めて逆転勝利の立役者に。

 決勝トーナメント進出がかかったナイジェリア戦では、昨年のW杯で途中出場を果たしている浜野まいか(20)(チェルシー)が先制点を挙げてチームを勢いづけた。

 3人のゴールは日本が1次リーグで挙げた6得点の半分を占める。

 守備陣も奮闘している。古賀塔子(18)(フェイエノールト)はスペイン戦、ブラジル戦に先発。昨年のW杯メンバーで、当初はバックアップでの招集だった石川璃音(21)(三菱重工浦和)もナイジェリア戦で先発を果たした。

 谷川と古賀は豪州・ニュージーランド共催だった昨年のW杯ではトレーニングパートナーとしてチームに同行。当時はJFAアカデミー福島の生徒だったが、その後、代表入りのチャンスを得てオリンピックメンバーにまで成長した。藤野、浜野、石川は年代別の大会であるU―22(22歳以下)W杯の2022年大会(コスタリカ)の準優勝メンバーだ。浜野はこの大会で4得点を挙げ最優秀選手(MVP)にも選ばれている。

 3日の準々決勝の相手はとりわけ2010年代前半のW杯やロンドンオリンピックでなでしこが激闘を繰り広げた難敵、アメリカだ。チームを活気づけるフレッシュな力に期待したい。

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