宮崎県日向市に展望台に続く４６０ｍの「日向坂」…命名式に佐々木美玲さんと金村美玖さん「素敵な景色」

日向坂の標柱をＰＲする佐々木さん（左）と金村さん

　アイドルグループ「 日向坂 （ひなたざか）４６」メンバーの佐々木美玲さん、金村美玖さんが２日、宮崎県日向市の観光名所「願いが 叶 （かな）うクルスの海展望台」を訪れ、同じ「日向」の漢字が入る縁で「 日向坂 （ひなたざか）」の愛称がつくことになった展望台に続く坂道（４６０メートル）の命名式に参加した。

　９月７、８日、宮崎市で日向坂４６の音楽イベント「ひなたフェス２０２４」が開催されることから、多くのファンに日向市をＰＲしようと愛称をつけることになった。

　展望台から眺められる「クルスの海」は、波によって岩場が東西２００メートル、南北２２０メートルにわたり浸食し、上から見ると十文字のように見えるのが特徴。日向灘に突き出た日向岬の南に位置し、近くには「馬ヶ背」などの観光地もある。市によると日向岬には年間約９万人が訪れている。

　２人は命名式で西村賢市長と標柱の除幕を行った。佐々木さんは「素敵な景色が広がっているので、宮崎を訪れたことがない人にも来てほしい」、金村さんは「日向坂４６のことを知っていただく機会になればうれしい」と話した。