1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

「バレーが大好きな古賀紗理那として戦った」…代表引退表明の主将が躍動、8強入りに望みつなぐ

読売新聞 / 2024年8月4日 0時6分

女子1次リーグ最終戦でケニアに勝利し、涙を流す古賀紗理那(前列中央)ら日本の選手たち(3日)=原田拓未撮影

 パリオリンピックのバレーボール女子で3日、日本は1次リーグ最終戦に臨み、ケニアに3―0でストレート勝ちし、今大会初勝利を挙げた。日本は通算1勝2敗でB組3位。4日にA組のフランスが、東京五輪金の米国を相手に1セットでも落とせば、日本の1次リーグ敗退が決まる。

「バレーが大好きな古賀紗理那として」

 2日に行われた男子1次リーグでは、日本が最終戦で米国に1―3で敗れた。通算1勝2敗で3位となり、他の組の3位とのセット率の比較で準々決勝進出を決めた。

 決勝トーナメントに進む可能性を残すには、ストレート勝ちが絶対条件だった日本。崖っぷちの状況で、今大会後の引退を表明している主将の古賀(NEC)がチーム最多の16得点で鼓舞した。1次リーグで敗退すれば現役最後となる一戦で「(自分が)主将だとかは考えず、バレーボールが大好きな古賀紗理那として戦った」。1次リーグ突破が厳しい状況に変わりはないが「みんなで気持ちを立て直して、勝つことができてよかった」と、今大会の初勝利を前向きにとらえた。

男子は滑り込みで8強入り

 他チームのセット率との比較で、日本は少なくとも1セットを取れば8強入りが決まる状況だった。米国に最初の2セットを連取され、後がなくなった第3セット。高橋藍(サントリー)が「チームの軸として点を取る場面で取れた」と言うようにバックアタックなどで得点を重ね、辛うじて1次リーグ突破を決めた。この日の敗戦を含めて、日本は通算1勝2敗と本調子には遠い。仕切り直しとなる準々決勝に向けて、高橋藍は「さらに難しい戦いが続く。ギアを上げていく必要がある」と気を引き締めた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください