1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

サッカー男子・昌平が初優勝…FW鄭志錫、元代表・玉田圭司監督へ感謝の決勝ヘッド

読売新聞 / 2024年8月3日 23時59分

初優勝に喜ぶ昌平の選手たち=須藤菜々子撮影

 サッカーの男女決勝が行われ、男子は昌平(埼玉)が初優勝し、女子は藤枝順心(静岡)が2年連続3度目の優勝を飾った。レスリングの女子57キロ級は内田 颯夏 そわか(東京・帝京3年)が2年連続で頂点に立った。弓道の男子個人決勝(射詰)は野本歩夢(愛知・豊橋商3年)が制した。

 爆発的な攻撃力は決勝の舞台でも発揮された。2度追いついた後の試合終了間際、昌平のFW鄭志錫(3年)が決勝点を入れ、初優勝をたぐり寄せた。

 2―2で迎えた69分、MF長璃喜(2年)のクロスに鄭が頭で合わせると、ボールはゴールに吸い込まれていった。鄭は「クロスの軌道を予想して位置取りしていた。完璧なシュートを決められた」と喜んだ。

 今春、サッカー元日本代表の玉田圭司氏が監督に就任した。試合を楽しむことや、攻撃において挑戦することの大切さを選手たちに説いてきたという。その結果、鄭を中心に攻めに厚みが増し、チームは破竹の勢いで勝ち進んできた。

 勝利の瞬間、鄭はピッチに突っ伏して泣いた。「フォワードとしてのメンタルだけでなく人間性も玉田さんから学んだ。監督を勝たせたかった」と感謝の言葉を口にした。そんな鄭を玉田監督は「チームへの貢献度はナンバーワン。期待以上の活躍をしてくれた」とたたえた。

 師弟で「全国一」という最高の夢を分かち合い、新たな歴史を刻んだ。(古島弘章)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください