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サッカー女子・藤枝順心がV2…組織力磨きシュート1本も打たせず、ボールつないで2発

読売新聞 / 2024年8月3日 23時53分

後半、大商学園の佐藤ももサロワンウエキ(右)の突破を阻む藤枝順心の柘植沙羽

 サッカーの男女決勝が行われ、男子は昌平(埼玉)が初優勝し、女子は藤枝順心(静岡)が2年連続3度目の優勝を飾った。レスリングの女子57キロ級は内田 颯夏 そわか(東京・帝京3年)が2年連続で頂点に立った。弓道の男子個人決勝(射詰)は野本歩夢(愛知・豊橋商3年)が制した。

 相手の強みや展開に応じて戦術を使い分ける試合巧者ぶりを発揮し、藤枝順心が冬の全日本高校選手権と合わせて4大会連続の全国制覇を達成した。

 4分に幸先よく先制しても、DF 柘植 つげ沙羽(3年)は集中力を切らさなかった。大会屈指のストライカー、大商学園(大阪)のFW佐藤ももサロワンウエキ(2年)を「しっかり潰して良さをなくす」と仲間とともに粘り強く守り、シュートを1本も打たせなかった。

 プロの「WEリーグ」に選手を複数輩出するなど個性派ぞろいだった昨年のチームと比べて、個々のボール奪取能力は決して高くない。その中で、「みんなが(自陣に)戻ってカバーするのを繰り返す」(柘植)という組織力を磨いてきた。

 後半に入り、ギアを上げた相手の攻撃に耐えながらボールをつないで好機をうかがい、65分に左サイドから2点目を奪った。

 「みんなでハードワークしたから成し遂げた」と中村翔監督。チームは黄金時代を築いている。(佐藤雄一)

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