重量挙げ女子５５キロ級・佐藤和花Ｖ…ジャークは大会新「次こそは高校新を挙げる」

重量挙げ女子５５キロ級を制した宮城農の佐藤和花

　サッカーの男女決勝が行われ、男子は昌平（埼玉）が初優勝し、女子は藤枝順心（静岡）が２年連続３度目の優勝を飾った。レスリングの女子５７キロ級は内田 颯夏 （そわか）（東京・帝京３年）が２年連続で頂点に立った。弓道の男子個人決勝（射詰）は野本歩夢（愛知・豊橋商３年）が制した。

　重量挙げの女子５５キロ級で、佐藤和花（宮城・宮城農２年）がスナッチ７６キロ、ジャーク１０５キロのトータル１８１キロで優勝した。スナッチ１本目でいきなり失敗したが、「バーベルを床から引き上げる際に重心が前になりすぎた」と調整し、２回目で成功。得意のジャークは大会記録を４キロ更新した。５月の世界ユース選手権で準優勝した新星は「インターハイ優勝も大会新も通過点。次こそは高校新を挙げる」と前を見据えた。