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サッカー女子また8強止まり、米国に我慢比べで敗れる…通算1勝8分け31敗

読売新聞 / 2024年8月4日 6時16分

 パリ五輪のサッカー女子準々決勝が3日に行われ、世界ランキング7位の日本(なでしこジャパン)は、同5位で前回東京大会銅の米国に延長戦の末に0―1で敗れ、2大会連続でベスト8に終わった。日本は両チーム無得点で迎えた延長前半ロスタイム、決勝点を決められた。

 互いに決め手を欠き、試合は延長戦に入った。我慢比べの様相を呈した一戦。持ちこたえられなかったのは日本だった。

 延長前半終了間際、ロングボールからDFの背後を取られ、左サイドを破られると、強烈なシュートが遠いサイドのネットを揺らした。主将の熊谷は対戦前、「米国のストロングポイントは裏への抜け出しやスピード」と話していた。警戒していたとはいえ、相手が上手だった。

 米国には4月の対戦で1―2で逆転負けし、通算でも1勝8分け30敗と大きく負け越していた。宮沢は「勝ち上がるにつれて絶対に通らなきゃいけない壁」と表現していた。

 やはり、苦しい試合だった。後方でボールを回しながら、前線の選手の高い身体能力を生かして背後を突いてくる相手に対し、じれずに戦った。個の身体能力で上回る相手に、連動した守備で対抗した。後半も途中出場の宮沢らのスピードを生かした速攻から好機を見いだそうとしたが、壁は厚かった。

 前回東京大会、昨年のW杯はいずれも準々決勝で敗退。「ここを越えた先の景色を見せてあげたいし、見たい」と誓っていた熊谷。主力に故障者が出るなど苦しいチーム状況でも大国と互角に渡り合っただけに、またしても8強の壁に屈したのが歯がゆい。

(林田晴樹)

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