なでしこジャパン、１２年ぶり４強入りならず…長谷川唯を下げる采配も不発

延長戦前半終了間際、先制点を奪われ話をする熊谷紗希〈４〉ら選手たち（３日）＝松本拓也撮影

　パリオリンピックのサッカー女子は３日、準々決勝が行われ、Ｃ組を２位通過の日本（なでしこジャパン）は銀メダルを獲得した２０１２年ロンドン大会以来となる４強をかけて日本時間午後１０時からＢ組１位のアメリカと対戦、０－０のまま試合は延長に入ったが日本は延長前半ロスタイムに失点した。（デジタル編集部）

　延長後半に入り、日本は長谷川唯（マンチェスター・シティー）と北川ひかる（ＩＮＡＣ神戸）を下げ、林穂之香（エバートン）と千葉玲海菜（フランクフルト）を投入。そして、ＤＦ高橋はな（三菱重工浦和）を前線に置いて、ターゲットを明確にした。アメリカゴールに向け、積極的に攻撃を仕掛けたが、ゴールは割れず。１２年ぶりの４強入りはならなかった。