1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

バレー男子、洛南が4強入り…ケガで司令塔欠くアクシデントも「絶対的エース」が奮起

読売新聞 / 2024年8月4日 8時8分

スパイクを放つ中上主将(中央)

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は3日、新たに弓道が始まり、福岡、佐賀、長崎、大分、北海道、福島の6道県で9競技が行われた。バレーボール男子では洛南(京都)が準決勝に進出した。

試練に挑む「絶対的エース」 洛南3年・中上烈主将

 総体直前、司令塔であるセッターの樋口卓朗選手(3年)が骨折し、試合に出場できなくなった。動揺するチームをエースとして立て直し、ベスト4に名乗りを上げた。

 元々洛南は、樋口選手が起点となり、攻撃を展開するスタイル。当初は状況を受け止めきれず、自身のプレーも乱れた。それでも「起こってしまったことはしょうがない」と割り切った。「今まで卓朗に頼ってきた分を埋める」。そう決意した。

 この日の準々決勝では、セッターとして2年生の清水愛音選手が出場。「後輩が上げてくれたボール。絶対に打ちきる」と、腕を振り抜いた。決まった瞬間、いつもとは少し違う、心の底からの喜びが湧き上がってきた。

 チームは元々波があると指摘されていた。「自分が不安そうにしていたら、みんなに 伝播 でんぱする」と、試合中はとにかく笑顔を意識。得点する度にみんなで跳び上がって喜び、試合の流れをつかんだ。

 試練に挑む「絶対的エース」は、チームと共に頂点を目指す。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください