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「霊長類最強」吉田沙保里さんのめい、白山・吉田「有終の美」逃すも「将来は五輪でみんなを笑顔に」…レスリング74キロ級

読売新聞 / 2024年8月4日 8時32分

レスリング女子74キロ級で準優勝した吉田千沙都選手

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は3日、新たに弓道が始まり、福岡、佐賀、長崎、大分、北海道、福島の6道県で9競技が行われた。レスリング女子74キロ級で白山の吉田千沙都選手が準優勝した。

「悔しさ残る」レスリング女子74キロ級 吉田千沙都選手 白山3年

 決勝で惜しくも敗れ、最後の総体を有終の美で飾れなかった。「自分のペースに持ち込めず、悔しさが残る」と唇をかんだ。

 五輪3連覇のレジェンド・吉田沙保里さんのめいとして注目され続けた。物心がつく前からマットに上がり、「霊長類最強」とも称された叔母の存在は時に重圧に感じ、「何度も競技をやめようか悩んだ」という。

 それでも続けられたのは「優勝した喜びが他の何にも代えられないから」だ。何よりも応援してくれる人たちの笑顔がうれしくて仕方なかった。

 試合後は大粒の涙を流しつつ、「天皇杯や世界選手権が控えている。これからはそちらに集中したい」ときっぱり。大学でも競技を続けるといい、「将来は五輪に出場して、もっとみんなの笑顔が見られる結果を出したい」と誓った。切り替えの早さ、とことん前向きな強さは、レスリング一家の面目躍如だ。

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