「さくらジャパン」３大会ぶり勝利はホッケー経験者の「結心ちゃん」効果？…ＳＮＳ盛り上がる

１次リーグＡ組ドイツ戦で、ゴールを狙うホッケー女子日本代表（７月２８日）＝ＡＰ

　パリオリンピックは３日、ホッケー女子１次リーグが行われた。日本代表（さくらジャパン）はオランダに１―５で敗れ、１勝４敗で敗退が決まった。それでも２日のフランス戦を１－０で制し、さくらジャパンにとって３大会ぶりの白星となった。五輪で久しぶりの勝利に、ＳＮＳでは「 結心 (ゆうみ)ちゃん効果」との声が飛び交った。

　さくらジャパンは２０１２年のロンドン大会で１勝を挙げたものの、１６年のリオは１分け４敗、２１年の東京も５戦全敗に終わっていた。

　フランス戦での３大会ぶりの勝利に、Ｘ（旧ツイッター）はファンによる喜びの声で盛り上がりを見せた。日本ホッケー協会のホッケーアンバサダーを務めるお笑いコンビ「ロッチ」中岡創一さんが「もぎとった１勝！　選手の皆さんおつかれさまです」と書き込むと、２０００を超える「いいね！」がついた。このほか「さくらジャパン、地元フランス相手に、完全アウェーの中で初勝利」「ホッケーやってた者としてうれしい」「華の都 巴里 (パリ)に桜咲く。おめでとうございます！」などの声が相次いだ。

　それらに交じって盛り上がっていたのが、「ゆうみジャパンすげぇ！」「言い過ぎかもしれないけど…『結心ちゃん効果』だと思いたいです」などの声。これはホッケーファンで、７月２９日の中国戦に「弾丸応援」に駆け付けたアイドルグループ「つばきファクトリー」の 河西 (かさい)結心さんを指すとみられる。河西さんは小中学生時代にホッケー部に所属。同協会の２０２４年ホッケーアンバサダーに就いている。（デジタル編集部）