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五輪ゴルフのルール、ツアーとの違いも…2位や3位で並んでもメダルを決めるプレーオフ

読売新聞 / 2024年8月4日 17時58分

エッフェル塔にかかげられた五輪マーク

 パリオリンピックのゴルフ競技は、ベルサイユ宮殿に近い「ゴルフ・ナショナル」で行われる。男女とも4日間72ホール、トータルのスコアで競うストロークプレーで争う個人戦だ。男女各60人が出場する。

 男子は1日から4日まで、女子は7日から10日までで、3人1組でコースを回る。メジャーや4日間で争う通常のツアー大会と違う点は、第2ラウンド(36ホール)までの成績による予選落ちがなく、全員が最終ラウンドまで出場できる。

最終ラウンド、トップの選手が最後にティーオフ

 3日目に行われる第3ラウンドと4日目の最終ラウンドは、直前のラウンドまでの通算スコアで組み合わせが決まり、成績が下の選手から競技が始まる。首位の選手は最後の組でまわり、通常は、最後の最後まで優勝争いが楽しめるようになっている。

 最終ラウンドを4位でスタートする松山英樹は、最後から2番目の組でロリー・マキロイ(アイルランド)、ニコライ・ホイゴール(デンマーク)と同組。ちなみに、スターティングホール(1番ホールまたは10番ホール)の第1打を打ってラウンドを開始することをティーオフと呼ぶ。

 最終ラウンドが終了した時点で、1~3位にスコアが並んだ選手がいた場合は、サドンデスプレーオフ方式で競う。スコアが悪い選手から脱落していき、1人になるまでプレーを続ける方式だ。

 前回の東京大会では、松山英樹が銅メダルをかけた7人のプレーオフに出場したが、1ホール目で脱落して4位となっている。稲見萌寧は4日間を終えて2位でリディア・コー(ニュージーランド)と並び、プレーオフの結果、銀メダルを獲得した。

 ゴルフは1900年と1904年のオリンピックでは開催されたが、その後は競技から外され、2016年リオデジャネイロ大会で復活した。

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