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バチカン、五輪開会式の演出に不快感…「多くの人々の宗教的信念を嘲笑する表現はあってはならない」

読売新聞 / 2024年8月4日 19時45分

7月28日、ルーマニアのブカレストで「最後の晩餐」を連想させるパリ五輪の開会式と絵画を比較した紙を掲げる男性=AP

 【ローマ=倉茂由美子】バチカン(ローマ教皇庁)は3日、パリ五輪開会式での演出に関し、「多くの人々の宗教的信念を嘲笑する表現はあってはならない」として、不快感を表明する声明を発表した。

 開会式では、レオナルド・ダ・ビンチの絵画「最後の晩餐(ばんさん)」を連想させる場面で、ドラァグクイーン(女装パフォーマー)らがダンスを披露するなど、過激な演出に対し批判が上がっていた。

 声明はフランス語で発表され、「開会式のいくつかの場面に心を痛め、多くのキリスト教徒や他宗教の信者に不快感を与えたと嘆く声に同調せざるを得ない」とした。「表現の自由は当然問題ではない」とした上で、「その限界は他者を尊重することにある」とも指摘した。

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