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テニス女子シングルスで中国勢が初の金メダル、期待の新星・鄭欽文「両親に『歴史を作ったよ』と伝えたい」

読売新聞 / 2024年8月4日 21時0分

 パリオリンピックは、3日に行われた女子シングルス決勝で、今年の全豪オープン準優勝で第6シードの鄭欽文(中国)が6―2、6―3で、今年のウィンブルドン選手権4強のドナ・ベキッチ(クロアチア)を破り、中国勢では初めてシングルスで金メダルを獲得した。男子の3位決定戦は、ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)がフェリックス・オジェアリアシム(カナダ)を下し、銅メダル。

世界ランク7位の21歳

 中国勢では史上初となる五輪の女子シングルス金メダリストとなった鄭欽文。立ち上がりから3ゲーム連取と優位に進め、第1セットを6―2で奪うと、第2セットも勝負所で相手のサービスゲームをブレイクし、3ゲーム連取で一気に試合を決めた。

 1メートル78の長身から打ち下ろす威力のあるサーブと、フォアハンドの強打が持ち味の世界ランキング7位の21歳。昨年の全米オープンで8強入りを果たすと、今年の全豪オープンでは決勝に進出するなど、着実に力をつけていた。

「耐えて耐えて戦い続けて」

 今大会は準々決勝で、大坂なおみ(フリー)を倒して勝ち上がってきたアンゲリク・ケルバー(独)との死闘を制し、準決勝では第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を倒した。「耐えて耐えて戦い続けて、成し遂げることができた。両親に『歴史を作ったよ』と伝えたい」と鄭欽文。中国期待の新星が、勢いそのまま一気に頂点に上り詰めた。

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