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バレーボール男子・駿台学園が連覇、高さと速さを組み合わせた攻撃的バレーで東福岡破る

読売新聞 / 2024年8月4日 22時26分

2連覇を決めて喜ぶ駿台学園の選手たち(手前)(4日)=長野浩一撮影

 長崎県諫早市で4日に行われた全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)のバレーボールの男子決勝は駿台学園(東京)が東福岡(福岡)を破り、2年連続3度目の優勝を飾った。バドミントンの女子シングルス決勝は宮崎友花(山口・柳井商工3年)が逆転勝ちで2連覇を達成した。レスリングの男子80キロ級は岡沢ナツラ(神奈川・慶応3年)が頂点に立った。空手の男子組手団体は高松中央(香川)が2年連続4度目の日本一になった。

 ミスが続いても、流れが悪くなっても、昨年度にインターハイと全日本高校選手権の2冠を達成した駿台学園は動じなかった。東福岡との決勝で、取り組んできた攻撃的なバレーを発揮して勝利した。

 セットカウント1―1で迎えた第3セット。身長1メートル97の川野琢磨(3年)のバックアタックや、桜井 信人 まこと(3年)の強打など、高さに速さも組み合わせた攻撃を次々に展開した。このセットを奪うと、第4セットも両エース格の活躍で一気に勝負を決めた。

 昨年度のチームは守備力が高く、粘り強くボールを拾って勝つスタイルだった。一方、今年は身長1メートル90台の選手が複数そろう大型のチーム。その特長を生かし、「攻撃的に勝つことを目指してきた」(川野)。ブロックがいる状態でのスパイク練習を繰り返した。

 磨いてきた決定力が大一番で生きた。川野自身も決勝のアタックで両チーム最多の27得点をマークした。「今年は打ち切れるエースがいる」と梅川大介監督は太鼓判を押す。同じ夏の日本一でも、プレーはひと味違う。(崎田良介)

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