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「走り勝つシューター軍団」、生命線のシュート不調で全敗…徹底したインサイド攻撃にも対抗できず

読売新聞 / 2024年8月5日 0時56分

1次リーグ敗退となった日本の町田瑠唯(左)と宮崎早織=ロイター

 パリオリンピックは4日、バスケットボール女子の1次リーグ最終戦が行われ、前回銀メダルの日本は、C組でベルギーに58―85で敗れた。3連敗でC組最下位となり、1次リーグ敗退が決まった。

もっとタフな選手にならないと

 3年前は決勝まで戦い抜いた日本が3戦全敗。前回に続いて柱を担った高田(デンソー)は「悔しい」と言葉を絞り出した。

 1次リーグ突破には勝利が不可欠だった。だが、平均身長1メートル83を誇るベルギーの圧力を受けて序盤からシュートが外れ、大量リードを許した。生命線である3点シュートの成功率は24%。反撃の糸口がつかめなかった。

 東京大会は、高精度の3点シュートを武器に快進撃を見せたが、決勝では米国にその飛び道具を厳しく封じられ、金メダルに届かなかった。大会後にコーチから昇格した恩塚亨監督は、スピードを重視した選手選考に振り切り、足を止めずに「走り勝つシューター軍団」を目指して戦術を磨いた。

 しかし、今大会はチーム全体でシュートが不調。初戦で17得点した山本(トヨタ自動車)が脳しんとうで欠場となる不運も重なり、身長差を生かしてインサイドを徹底的に攻めてくる相手に対抗できなかった。

 「対策してきた相手を、どう攻略していくか。走りも気持ちも、もっとタフな選手にならないといけない」と、主将の林(富士通)。最適解を探す挑戦が、再び始まる。(西口大地)

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