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サニブラウン「世界の皆さんもどんどん先に行っている」…100m快走も決勝に進めず

読売新聞 / 2024年8月5日 5時4分

男子100メートル準決勝で敗退したサニブラウン・ハキーム(中央)(4日、サンドニで)=関口寛人撮影

 4日(日本時間5日未明)に行われたパリオリンピック陸上男子100メートル準決勝で、無念の敗退となったサニブラウン・ハキーム(25)(東レ)。自己ベストを0秒01更新する9秒96で走ったが、第3組4位で上位2人に入れず、3位以下の成績上位者2人でも拾われなかった。

 第3組でのスタートの反応速度は9人中5番。「今回調子が良かったので、全部出し切る勢いでスタートした」というが、「伸びてくる選手はすごく伸びてくる」という終盤で遅れはじめた。「力まずしっかり自分のレースをすれば、ちゃんと食らいついていけるというのは言われていたが、ちょっとオーバーストライド気味になってしまった部分があった」と振り返った。

 2組が終わった時点で予選通過ラインは9秒93。ここで第3組の1、2位がたたき出したタイムは9秒80、9秒84だった。結局、サニブラウンは全体では10番目、全体8番手で決勝に進んだ選手の9秒93からは0秒03遅れた。

 昨年の世界選手権の準決勝では自己記録に並ぶ9秒97を出した。そして今回は予選の10秒02で日本勢のオリンピック最高記録を更新、「もっと、どんどん上がる」との宣言通り準決勝では自己記録を更新してみせた。それでも決勝には届かず、「(世界トップクラスとの差は)縮まっていることは縮まっているが、世界の皆さんもどんどん先に行っているので、ちょっとずつ追いつくだけでは足りないなというのは、身に染みて感じた」と複雑な表情を浮かべた。

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