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誇らしげにセルビア国旗まとったジョコビッチ「最高の業績と言えるだろう」…五輪は北京の銅だけだった

読売新聞 / 2024年8月5日 9時35分

男子テニスで金メダルを獲得したジョコビッチ(ロイター)

 パリ五輪のテニス男子シングルス決勝が4日に行われ、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)に7―6、7―6でストレート勝ちして、2008年北京大会の銅メダル以来、自身初の五輪金メダルを獲得。生涯ゴールデンスラムを達成した。

     ◇

 ジョコビッチが、誇らしげにセルビア国旗を身にまとった。「国を代表するのは常に名誉なことだ。キャリアの中でも、最高の業績と言えるだろう」。男子テニスでは最年長記録の37歳で五輪金メダリストとなり、四大大会と五輪を総なめにする「生涯ゴールデンスラム」を達成した。

 今年の全仏オープンで右膝を痛めて手術し、強行出場した7月の英ウィンブルドン選手権は、決勝で21歳のアルカラスに完敗。それでも、「動きや試合運びには自信が持てていた」と、回復ぶりに好感触はあった。今大会は2回戦で宿敵ラファエル・ナダル(スペイン)を破り、アルカラスとの決勝は、2セットともタイブレイクにもつれ込む激闘をものにした。球の軌道を予測して強打を打ち返し、厳しいコースを突かれたアルカラスは、ポイントを譲り渡した。

 「年齢を考えれば、金メダルを取れる可能性は減ってきていた。でも、(金を取るのは)時間の問題だと信じていた」。四大大会は史上最多の24度制覇を誇るが、五輪のメダルは、初出場だった2008年北京大会で獲得した銅のみだった。意志を貫き、全6試合をストレート勝ち。帝王が唯一、足りなかった勲章を手にした。(平地一紀)

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