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リオ五輪での「難民選手団」創設以来初のメダル確定…ボクシング女子、カメルーン出身のヌガンバ

読売新聞 / 2024年8月5日 10時4分

 パリ五輪のボクシングは、4日の女子75キロ級準々決勝で、カメルーン出身のシンディ・ヌガンバ(難民選手団)がフランス選手に5―0の判定で勝利した。3位決定戦がないため銅メダル以上が確定し、2016年リオデジャネイロ五輪で難民選手団が創設されて以来、初のメダリストが誕生することとなった。

 フランス選手への大歓声の中で始まった試合は序盤から激しい打ち合いとなったが、ヌガンバの気迫が相手を圧倒して快勝した。

 11歳で英国に渡航後、カメルーンでは刑罰の対象となる同性愛者であることをカミングアウトして難民に認定された。勝利後、世界中の難民らに向け、「努力を続けて、そして自分を信じ続けて。力を尽くせば何だって達成できる」とメッセージを送った。

 難民選手団は、戦争や政情不安などを理由に母国から逃れて難民となり、特定の国の代表になれない選手への救済措置として誕生した。(松久高広)

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