卓球女子団体の初戦開始、第１試合で早田ひな・平野美宇組が先勝…中盤以降の接戦制す

ポーランド戦にのぞむ早田ひな・平野美宇組（５日）＝ロイター

　パリ五輪の卓球は５日、男女団体が始まった。日本女子は日本時間午後５時から、ポーランドと対戦している。団体の世界ランキングでは日本が２位、ポーランドが１２位。日本は３連勝で準々決勝進出を決め、左腕を痛めている早田ひな（日本生命）の負担を軽くしたいところだ。

　第１試合が始まり、早田・平野美宇（木下グループ）組が３－１で順調に勝利した。ただし、けがをしている早田は本来のプレーではないように見えた。

　日本は第１ゲームを１１－５で先取した。第２ゲームは日本にミスが目立ち、５－１１で落とした。

　第３ゲームは１１－９でなんとか日本が奪った。早田は、左腕に負担のかかるバックハンドにミスが多かった。第４ゲームは１２－１０で日本が奪い、ゲームカウント３－１とした。試合直後、平野と早田は笑顔でこぶしを握った。

　団体は、両チーム３人ずつがプレー。第１試合はダブルス、第２試合以降はシングルスで、先に３勝したチームが勝ちあがる。以降の試合は行われない。

　日本は、第２試合以降は、張本、平野美宇（木下グループ）の順で試合をする。