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ゴルフで銅の松山英樹、4年後に闘志を燃やす「絶対出たいという思いがある」

読売新聞 / 2024年8月5日 18時34分

4番、ティーショットを放つ松山英樹(4日)=池谷美帆撮影

 パリオリンピックは4日、男子の最終ラウンドがパリ郊外のゴルフ・ナショナル(7174ヤード、パー71)で行われ、4位から出た松山英樹は6バーディー、ノーボギーの65で回って通算17アンダーとし、日本男子史上初の表彰台となる銅メダルを獲得した。日本勢のメダル獲得は、前回東京大会で銀の稲見萌寧に続いて2大会連続。

 世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー(米)が19アンダーで優勝し、トミー・フリートウッド(英)が2位。中島啓太は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74で、通算3オーバーの49位だった。

我慢の展開、「結果として銅メダルを取れたのでよかった」

 先にホールアウトし、プレーオフに備えて練習場で待っていた松山。銅が決まり、日本代表の関係者らに次々と祝福されると、日焼けした顔で相好を崩した。

 「最後の方もパッティングはうまく決まってくれなかったが、結果として銅メダルを取れたのでよかった」。4バーディーを奪った前半から一転、後半は12番をバーディーとして以降、我慢の展開が続いたが、粘り強くパーを積み重ねた。

 初日から安定していたティーショットを、前日の第3ラウンドでは珍しく、前半立て続けに左に曲げた。だが、この日は、再び安定したショットを取り戻し、出場選手で唯一、全18ホールでパーオンした。「毎日最後まで練習してくれる姿勢は、本当にメダルに対しての気持ちがあるんだなと感じていた」と丸山監督。努力を惜しまず、きっちりと修正する姿はさすがだった。

 2021年のマスターズ・トーナメントでアジア勢初の優勝を果たして以降、四大メジャーではなかなか上位に食い込めていないだけに、待望のメダル獲得を機にビッグタイトルへの意欲は増しているに違いない。さらに、4年後のロサンゼルス五輪が行われる米カリフォルニア州のリビエラCCは、今年2月のジェネシス招待で米ツアー9勝目を挙げた相性の良いコースだ。「絶対出たいという思いがあるんで、4年間また頑張らなきゃいけない」と松山。新たな勲章が、闘争心に再び火をつけた。(杉野謙太郎)

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