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バスケ女子、石川・鵬学園が3回戦進出…能登半島地震で一時離ればなれも結束強まる

読売新聞 / 2024年8月5日 20時56分

ドリブルで攻め込む鵬学園の下地李采選手

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は5日、福岡、長崎、大分の3県でバスケットボールや卓球、剣道など7競技が行われた。バスケットボール女子では鵬学園(石川)が3回戦進出を決めた。

鵬学園86―71矢板中央

得点量産で勝利に貢献 鵬学園3年 下地李采主将

 「攻めて点を取るのが仕事」と、相手に体をぶつけられても力強くレイアップシュートを放ち、得点を量産。守備では最後まで積極的にプレッシャーをかけ続け、勝利に貢献した。

 沖縄県豊見城市出身で、鵬学園の守備を重視するバスケに憧れ進学した。七尾市にある学校は元日の能登半島地震で被災した。豊見城市の実家に戻り、約1か月間、自宅待機となった。最初は連絡が取れなかったチームメートもいた。「バスケよりも、仲間の心配が強かった」

 その後、全員無事との知らせを聞き、チームが再び集まる時に向け、トレーニングを開始した。課題だった体力面を克服するため、早朝に近くのビーチまで往復7、8キロのランニング。地元の男子チームの練習に参加し、当たり負けしない体作りに励んだ。

 地震で離ればなれになった期間を経てチームは結束力が高まった。目標は4強。「一戦一戦自分たちのプレーを出し切りたい」と力を込めた。

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