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フルーレ団体で金…アンカーは20歳の飯村一輝「まさか」の抜てきも、強心臓で「突き」決める

読売新聞 / 2024年8月5日 22時41分

男子フルーレ団体で金メダルを獲得して喜ぶアンカーの飯村一輝(4日)=松本拓也撮影

 パリ五輪のフェンシングは、4日に行われた男子フルーレ団体決勝で、日本(松山恭助=JTB、飯村一輝=慶大、敷根崇裕=ネクサス、永野雄大=同)はイタリアに45―36で快勝、金メダルを獲得した。

 金メダルをつかむ最後の「突き」が決まった瞬間、男子フルーレ団体の飯村はマスクを捨て、両手を大きく広げた。エペ、サーブルを含めた今大会のフェンシング日本代表で最年少の20歳が、メダルラッシュの快進撃の最後を飾った。

 主要な国際大会で団体戦の最後に戦うアンカーを務めた経験はそれまでなかった。伝えられたのは決勝の1時間前。「まさか。さすがに想定外だった」。ただ、抜てきしたフランス人のエルワン・ルペシュー・コーチ(42)は大役の起用に不安はなかった。「一輝はあの若さでとても緊張に強く、相手との対戦成績もよかった」

 決勝ではスピードを生かした攻撃で連続得点。個人戦4位の実力を発揮し、「自分のプレーを最後まで貫き通すことができた」。15歳から日本代表でプレーするホープ。初の大舞台で、チームメートの先輩たちに負けない輝きを放った。(佐野司)

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