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日本女子5位…400メドレーリレー

読売新聞 / 2024年8月6日 5時0分

 パリオリンピックの競泳最終日の4日、400メートルメドレーリレー決勝で、女子の日本(白井、鈴木、平井、池江)は3分56秒17で5位だった。米国が3分49秒63の世界新で優勝。男子は中国が制し、今大会4冠のレオン・マルシャンが出場したフランスは3位だった。男子1500メートル自由形はボビー・フィンク(米)が14分30秒67の世界新で制した。日本競泳陣のメダルは、男子400メートル個人メドレー銀の松下知之(東洋大)の1個で、東京大会の3個(金2、銀1)から減らした。

メダル1個 強い危機感

 大会前、日本は三つの目標を掲げた。「金を含む複数のメダル」「3月の代表選考会の記録を全員が超える」「全員の決勝進出」。銀メダル1個に終わるなど、どれも達成できず、梅原孝之監督は「危機感がある」と厳しい表情を見せた。

 個人種目で代表権を得た選手のうち決勝に残ったのはほぼ半数で、1996年アトランタ大会以来となるメダルゼロを回避するのが精いっぱいだった。男子200メートルバタフライの本多 ともる(イトマン東進)は、まさかの予選落ち。男子200メートル平泳ぎの花車優(イトマン東進)、渡辺一平(トヨタ自動車)は代表選考会の記録を出せばメダル圏内だったが、決勝で5位と6位に終わった。

 代表27人のうち、初出場は13人だった。女子100メートルバタフライの平井瑞希(アリーナつきみ野SC)、女子400メートル個人メドレーの成田実生(ルネサンス金町)は、決勝でタイムを落として7位と6位。実力は出し切れなかった。

 予選から力を出したうえで決勝に臨めるよう、日本水泳連盟の一部には「国内大会の予選から(代表選考の)基準タイムを設けてはどうか」とする意見もある。今回、海外勢で選手の負担を軽減するため会場近くに拠点を設けるチームもあったという。選手、組織が一体となって「競泳ニッポン」の復権を目指す必要がある。(森井智史)

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