1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

チーム最多32得点のエース石川祐希、金メダル目指した仲間「最高」…惜敗は「僕が招いた」と悔やむ

読売新聞 / 2024年8月6日 1時58分

男子準々決勝、フルセットの末に負けて肩を落とす日本の選手たち(5日)=守谷遼平撮影

 パリオリンピックのバレーボールは5日に行われた男子準々決勝で、C組3位の日本はB組1位のイタリアに2―3(25―20、25―23、25―27、24―26、15―17)で逆転負けし、1976年モントリオール大会以来の4強入りを逃した。主将の石川(ペルージャ)が要所で決めるなどして2セットを連取したが、いずれもジュースにもつれ込んだ第3、4セットを落とすと、最終セットもジュースとなった末に競り負け、力尽きた。

 第3、5セットで何度もマッチポイントを握りながら、痛恨の逆転負けを喫した日本。それでも、1次リーグ3連勝のイタリアをあと一歩まで追いつめ、東京五輪後の3年間で磨き上げた底力を証明した。

 2セット先取の猛攻を引っ張ったのは、1次リーグで不振が続いたエースの石川だ。出だしから強烈なスパイクを次々と決め、チーム最多の32得点を挙げた。しかし、チームは要所でのサーブミスなどで試合を決めきれず、最終セットも15―14まで持ち込みながら、競り負けた。石川は「僕がこの結果を招いた」と悔やんだ。

 フランス代表の指揮官などを歴任したブラン監督の下、先端の戦術傾向を学んだチームは、今年のネーションズリーグで準優勝を飾り、今大会で金メダルを目標に掲げるまでに成長した。「結果が伴わなかったが、最高のチームだった」と石川。復活の道を、着実に進んでいる。

(西口大地)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください