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スケートボード・四十住さくらはこんな人…五輪「金」も予選では大苦戦、けがを乗り越えて夢見る「連覇」

読売新聞 / 2024年8月6日 18時50分

パリ・オリンピック出場を目指す、スケートボード女子パークの四十住さくら。東京五輪で金メダルを獲得した。東京都世田谷区で。

 6日に行われるパリオリンピックのスケートボード女子パークに出場する四十住さくら(第一生命)は、東京五輪の金メダリスト。この競技の第一人者でありながら、五輪への道は決して平坦なものではなかった。

 2023年2月の世界選手権で銅メダルに輝いたが、5月の練習中に右膝を強打し、後十字靱帯の部分断裂を経験した。五輪予選の選考レースでは、大技を封印しながら粘り強く戦い続けた。最後の選考大会となる五輪予選シリーズ(OQS)ブダペスト大会では、準決勝で敗退しながらも、他の選手が得点を伸ばしきれなかったことで切符が舞い込んできた。

 空中で1回転半する「540」など空中技が注目されがちだが、元々はコースの縁を使ったリップトリックを得意にする。怪我をきっかけに、技の完成度を上げて、自らの滑りに磨きをかけてきた。

 まだ22歳に過ぎないが、この3年で、すっかりベテランの域に達した。10代の選手が台頭する種目で、「周囲が10歳代の中でよく戦っている」と語ることもあった。スケーターの最高の栄誉とされる、オリジナルのデザインや自分の名前を使用した「シグネチャーモデル」を発売しており、世界最高峰の賞金大会「Xゲームズ」でも、この板を使用して滑ったことがある。

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