バスケ女子、聖和学園が大阪薫英女学院を下し３回戦へ…大活躍の阿部、双子の姉との対決に向け「次も勝ちきる」

聖和学園の阿部選手

　全国高校総体（インターハイ＝読売新聞社共催）は５日、福岡、長崎、大分の３県でバスケットボールや卓球、剣道など７競技が行われた。バスケットボール女子で聖和学園（宮城）は３回戦へと駒を進めた。

　バスケットボール女子の聖和学園は、阿部友愛選手（３年）の活躍で、強豪・大阪薫英女学院（大阪）を接戦の末に下した。

　阿部選手は正確なシュートで得点を稼ぎ、自身のマークが厳しくなると、フリーの味方にパスを送り、得点機を何度も演出した。

　阿部選手の双子の姉で、桜花学園（愛知）の心愛選手も今大会に出場しており、ともにこの日の２回戦で勝利。このまま勝ち進めば準々決勝でぶつかる。

　阿部選手は「（姉と）戦うことが一つの目標」と語り、「次の試合に勝たないと戦えないので、お互いに勝ちきりたい」と力を込めた。